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「中学歴史」重要用語~一問一答~(No.21)

こんにちは。ライスです。

 

今回で「中学歴史重要語句第21回」です。

 

早速始めていきましょう。

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<目次>

 

問題

①西郷隆盛とともに薩長同盟を成立させ、王政復古の大号令の実現などに活躍した、薩摩藩(鹿児島県)の藩士で、明治時代初期の政治家は誰か。

②同じ土佐藩(高知県)出身の中岡慎太郎とともに、薩摩藩と長州藩を結びつけて薩長同盟を成立させ、倒幕へ向けての大きな勢力をつくった人物は誰か。

③②らの仲介で、薩摩藩と長州藩との間で結ばれた同盟は何か。

④大政奉還を行った江戸幕府15代、最後の将軍は誰か。

⑤④が政権を朝廷に返上したことを何というか。

⑥薩長による王政復古の実現に貢献した、幕末・明治時代初期の公家・政治家は誰か。

⑦明治時代初期に進められた、日本を近代国家にするための一連の政治改革を何というか。

⑧明治時代の天皇を何というか。

⑨1868年に明治政府が示した、政治の基本方針を何というか。

⑩1869年、明治政府が、藩主の所有する土地と人民を朝廷に返させた政策を何というか。

 

解答

①大久保利通

②坂本龍馬

③薩長同盟

④徳川慶喜

⑤大政奉還

⑥岩倉具視

⑦明治維新

⑧明治天皇

⑨五箇条の御誓文

⑩版籍奉還

 

解説(補足)

①明治維新後は、新政府の要職につき、版籍奉還廃藩置県などに力を尽くした。岩倉使節団に参加した後は、征韓論に反対した。殖産興業を進めるなど、藩閥政治の中心となって権力をふるった。

②統一国家構想である「船中八策」を起草して、大政奉還を推進したが、その後に暗殺された。

③薩摩の西郷隆盛らと長州の木戸孝允が幕府を倒すことを目的として密かに結んだ。これにより、両藩が手を結び、倒幕の動きが大きく進展した。

④水戸藩(茨城県)の藩主・徳川斉昭の子である。1856年に15代将軍となり、幕政の改革を試みたが失敗し、倒幕運動が高まる中、1867年に大政奉還を行った。

⑤薩長同盟の成立により倒幕の動きが強まったため、慶喜は土佐藩(高知県)の前藩主

山内豊重の意見を受け入れ、政権の返上を朝廷に申し出て許された。慶喜は朝廷を中心とした政府に対して影響力を残すつもりであったが、新政府は王政復古の大号令によって天皇中心の政治を行うことを宣言し、慶喜に領地などを返上させた。これにより、江戸幕府は終わりをつげた。

⑥明治維新後は、新政府で要職につき、岩倉使節団の全権大使としてアメリカ・ヨーロッパ諸国を視察するなどした。帰国後は国内の政治の充実をはかることに努めた。

⑦明治政府が全国を直接治める中央集権国家をつくり上げることで天皇中心の国家をめざした。版籍奉還廃藩置県、古い身分制度の廃止、徴兵令地租改正などが行われた。

⑧1867年に天皇に即位した。五箇条の御誓文で新しい政治方針を示して、京都から東京に都を移した。大日本帝国憲法教育勅語を発布して、天皇制の基盤を確立した。

⑨明治天皇が神に誓うという形がとられた。広く世論を開いて政治を進めることや、身分の上下にかかわりなく国民が協力すること、外国との交際を深め国を発展させることなど、5か条からなる。国民に対しては、道徳を守ることや一揆・キリスト教の禁止といった、守るべき心得が、5枚の立て札で示され(五榜の掲示)。

⑩藩の権限をおさえ、中央政府が全国を直接支配する中央集権化を目指したが、実態はあまり変わらなかった。

 

一言

お疲れさまでした。

 

以上で210用語整理完了です。

 

次回も頑張りましょう。