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「中学歴史」重要語句~一問一答~(No.13)

こんにちは。ライスです。

 

今回で「中学歴史重要語句第12回目」です。

 

早速始めていきましょう!

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<目次>

 

問題

①室町幕府が始めた明との貿易を何というか。

②古くから北海道地方に暮らす民族を何というか。

③鎌倉・室町時代の商人や手工業者の同業組合を何というか。

④南北朝の動乱期に成長し、戦乱から村を守ることを目的とした農民の自治組織を何というか。

⑤支配者の圧政や社会の混乱などに対して、農民、信徒らが一致団結して起こした集団行動のことを何というか。

⑥室町幕府8代将軍足利義政の後継ぎをめぐり、京都を中心に11年間にわたって続いた戦乱を何というか。

⑦土着の有力な武士である国人と農民らが、守護大名らの支配に対抗して結んだ一揆を何というか。

⑧浄土真宗(一向宗)の進行で結びついた武士や農民たちがおこした一揆を何というか。

⑨戦国時代に台頭してきた大名を何というか。

⑩実力のある下の身分の者が上の身分の者にうちかつ社会の風潮のことを何というか。

 

解答

①勘合貿易

②アイヌ民族

③座

④惣

⑤一揆

⑥応仁の乱

⑦国一揆

⑧一向一揆

⑨戦国大名

⑩下剋上

 

解説(補足)

①正式な貿易船には倭寇と区別するための、勘合という合い札が用いられたため、勘合貿易と呼ばれる。日本からは刀・銅などが輸出され、銅銭・絹織物などが輸入された。明との貿易は、対等な関係ではなく、日本が家来として貢物を差し出し、民がその返礼に物を与えるという形の貿易形態(朝貢貿易)がとられた。

②狩りや漁をして暮らしていたが、本州の人々と交易も行った。本州の人々がアイヌ民族を侵略したり、貿易で不平等な行いをしたため、しばしば戦いがおこった。大規模な戦いに、首長コシャマインを中心にアイヌ民族が立ち上がった1457年のコシャマインの戦いや首長シャクシャインを中心にした1669年のシャクシャインの戦いがある。

③有力な貴族や寺社に税を納めることで、保護を受け、製造や販売を独占する権利を認められた。

④有力な農民の下で、寄合を開いて、村の掟を定めたり、共同で農作業を行ったり、かんがい用水路の管理をしたりした。年後の軽減などを領主に要求し、受け入れられないときは一致団結して土一揆をおこしたりした。

⑤神に誓って、人々が一致団結して行動する。集団の階層により、土一揆・国一揆・一向一揆などがある。江戸時代は主に百姓一揆と呼ばれる。

⑥義政の弟の足利好視と、義政の子の足利義尚が争い、そこに幕府の実権争いをしていた細川勝元と山名持豊(山名宗全)が介入し、対立が激化した。守護大名はそれぞれ細川方(東軍)と山名方(西軍)に分かれて戦った。その結果、室町幕府の権威はおとろえ、戦国の世となった。

⑦代表的なものとして、山城国一揆がある。

⑧1488年、加賀国(石川県)では加賀の一向一揆がおこり、守護大名の富樫氏を倒し、100年近く自治を行った。

⑨守護大名の家来や有力な武士が、下剋上の風潮のなか、守護大名を倒し、領国全体を支配した。また、守護大名から戦国大名に成長したものもいた。越後の上杉謙信、中国地方の毛利元就、甲斐の武田信玄などが代表的である。

⑩南北朝時代から戦国時代にかけて盛んになり、この風潮の中で戦国大名が生まれた。

 

一言

お疲れさまでした。

 

以上で130用語の整理ができました。

 

次回も頑張りましょう!