「中学歴史」重要語句~一問一答~(No.15)
こんにちは。ライスです。
今回で「中学歴史重要語句第15回」です。
頑張っていきましょう!
<目次>
問題
①16世紀後半に、日本がポルトガル人やスペイン人との間で行った貿易を何というか。
②尾張(愛知県)出身の戦国大名で、1573年、室町幕府15代将軍足利義昭を京都に追放して室町幕府を滅ぼした人物は誰か。
③②が室町幕府を倒してから、江戸時代が始まるまでの時代は何時代か。
④1575年、②と徳川家康の連合軍が三河(愛知県)の長篠で、甲斐の戦国大名である武田勝頼の軍をやぶった戦いを何というか。
⑤市場の税を免除して、座による仕入れや販売の独占を廃止した施策を何というか。
⑥尾張(愛知県)の足軽出身の武将で、織田信長の死後、その後継者となり、大阪城を本拠地として天下統一を果たし、関白となった人物は誰か。
⑦⑥が行った政策で、全国規模で田畑の面積や土地のよしあしを調べ、予想される米の収穫量を石高で表した政策を何というか。
⑧1588年、⑥が行った政策で、農民や寺から、武器となる刀や弓、やり、鉄砲などを取り上げた政策を何というか。
⑨武士と農民の身分が区別されることを何というか。
⑩織田信長や豊臣秀吉の時代に栄えた文化を何というか。
解答
①南蛮貿易
②織田信長
③安土桃山時代
④長篠の戦い
⑤楽市・楽座
⑥豊臣秀吉
⑦太閤検地
⑧刀狩
⑨兵農分離
⑩桃山文化
解説(補足)
①貿易は主に島津氏の鹿児島、大友氏の豊後府内(大分県)、松浦氏の平戸(長崎県)などで行われた。当時、ポルトガル人やスぺイン人は南蛮人と呼ばれたことから、このように呼ばれれる。
②鉄砲を用いた長篠の戦いで武田氏をやぶるなど、各地の戦国大名をやぶって勢力を強めた。近江(滋賀県)に安土城を築いて本拠地とし、楽市・楽座などを行って天下統一事業を進めたが、家臣明智光秀にそむかれえ、本能寺の変で自害した。
③信長の後を継いだ豊臣秀吉によって、各地の戦国大名が平定され全国統一された。このころ栄えた当時の時代を反映した豪華絢爛な文化を、桃山文化という。
④織田・徳川連合軍は鉄砲を有効に使った戦法で、騎馬隊を中心とする武田軍に圧勝した。
⑤誰もが地涌に商品取引をすることができるよにした。織田信長が安土城下で行ったものが有名である。
⑥年貢を確保するために、太閤検地や刀狩を全国的に行い、兵農分離を進めるなどしたが、2度にわたる朝鮮侵略に失敗した。
⑦また、耕作者を定め、調査の結果とともに検地帳に記入した。土地と農民を直接支配し、年貢を確実に取り立てることを目的に行われた。
⑧農民の一揆を防ぎ、農業に専念させるために行われたが、これと太閤検地などにより兵農分離が進み、身分制度の基礎が整えられた。
⑨豊臣秀吉の行った太閤検地や刀狩などによって、職業にもとづく身分が固定され、封建支配のしくみの基礎がつくられた。
⑩大名や大商人たちの権力や富を背景に生み出された、豪華で壮大な文化である。狩野永徳や長谷川等伯らによって華やかな障壁画が描かれた一方、千利休によって、静かな心を重んじる茶の湯が大成されるなどした。
一言
お疲れさまでした。
以上で150用語整理完了です。
次回も頑張りましょう。