「中学歴史」重要語句~一問一答~(No.16)
こんにちは。ライスです。
今回は、「中学歴史重要語句第16回」です。
頑張っていきましょう!
<目次>
問題
①安土桃山時代の茶人であり、堺の豪商の出身で、織田信長や豊臣秀吉に仕えて茶の湯を広めた人物は誰か。
②三河(愛知県)出身の戦国時代・安土桃山時代の大名で、江戸幕府初代の将軍は誰か。
③1603年に②が征夷大将軍に任じられ、江戸城を本拠地として開いた幕府は何か。
④江戸時代、1万石以上の領地をあたえられた将軍直属の武家のことを何というか。
⑤江戸時代の大名で、徳川家の一門を何というか。
⑥江戸時代の大名で、古くから徳川氏の家臣であった大名を何というか。
⑦江戸時代の大名で、関ヶ原の戦い前後に、徳川氏に従った大名を何というか。
⑧江戸時代の大名の領地とその政治組織を何というか。
⑨江戸幕府が大名を統制するために定めた法律は何か。
⑩江戸時代、大名に義務付けられた、1年おきに領地と江戸を往復する制度を何か。
解答
①千利休
②徳川家康
③江戸幕府
④大名
⑤親藩
⑥譜代大名
⑦外様大名
⑧藩
⑨武家諸法度
⑩参勤交代
解説(補足)
①茶室で茶をたてて飲む質素なわび茶の作法を完成させた。のちに、秀吉によって自害を命じられた。
②豊臣秀吉の死後、関ヶ原の戦いで勝利し、1603年に江戸幕府を開いた。将軍を引退後も大御所として政治の実権をにぎり、大阪の陣で豊臣氏を滅ぼし、徳川氏による政権を確立した。
③幕藩体制が確立した。身分は武士・百姓・町人に大きく分かれ、対外関係については初期より鎖国政策がとられた。15代将軍慶喜が1867年に大政奉還するまで260年あまり徳川氏による支配が続いた。この時代を江戸時代という。
④親藩、譜代大名、外様大名に区分され、武家諸法度や参勤交代などにより、幕府から統制を受けた。
⑤重要な地域に配置され、幕府の要職についた。親藩には、尾張・紀伊・水戸の御三家や、越前・会津の松平家などがふくまれる。
⑥石高は少ないが要職に取り立てられ、重要地に領地をあたえられた。
⑦要職につけず、東北や九州など、江戸から遠い地域に支配された。
⑧幕府は大名に領地をあたえ藩とした。大名は藩主、家臣は藩士と呼ばれた。
⑨1615年に江戸幕府の2代将軍徳川秀隆の名で出されたものが最初で、以後、将軍の代わりごとに出された。無許可で城を修理したり、大名家どうしが無断で結婚したりすることを禁止するなど、大名が守るべききまりが定められている。これに違反した場合、改易(領地没収)や減法(領地の削減)など厳しい処分を受けた。
⑩妻子は人質として江戸に住まわせられた。徳川家光が1635年の武家諸法度で定めたもので、往復の費用や江戸での生活費などで大名の経済的負担を大きくし、大名が反抗する力をもたないようにすることを目的とした。その一方で、江戸や宿場町などが繁栄した。
一言
お疲れさまでした。
以上で、160用語完了です。
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