「中学歴史」重要語句~一問一答~ (No.14)
こんにちは。ライスです。
今回で「中学歴史重要語句第14回」です。
今回も頑張りましょう。
<目次>
問題
①戦国大名が領国を支配するために独自に定めた法令を何というか。
②猿楽や田楽などの芸術が、舞台芸術に発展したものを何というか。
③足利義政がつくった京都の東山の山荘に建てた2層の建物は何か。
④室町時代に成立した住宅様式を何というか。
⑤墨の濃淡で、自然や人物を描く絵画を何というか。
⑥イタリア出身の航海者で、西回りでアジアへ行くことをめざし、スペイン女王の援助を受け、大西洋を横断した人物は誰か。
⑦外国に支配された地域・国を一般的に何というか。
⑧16世紀初めにヨーロッパでおこった、キリスト教会の腐敗をただそうとする運動を何というか。
⑨1543年にポルトガル人を乗せた中国船が漂着し、鉄砲が日本に初めて伝えられた島はどこか。
⑩スペイン出身のイエズス会宣教師で、1549年、鹿児島に来日し、日本で初めてキリスト教を始めた人物は誰か。
解答
①分国法
②能
③銀閣
④書院造
⑤水墨画
⑥コロンブス
⑦植民地
⑧宗教改革
⑨種子島
⑩フランシスコ・ザビエル
解説(補足)
①領国内の無事や人民を取り締まるために用いられた。
②面をかぶって歌と舞を演じるもので、室町時代に、観阿弥・世阿弥親子によって大成された。
③義政の死後、山荘は慈照寺となった。東求堂同仁斎は義政の書斎で、書院造の代表的な建物である。
④床の間やちがい棚などが設けられ、ふすまや障子で部屋を分け、たたみをしき、天井をはるなど、現在の和風建築のもととなった。
⑤唐の時代に始まった絵画で、日本には鎌倉時代に、禅僧によって伝えられた。室町時代に、禅僧の雪舟が大成した。
⑥1492年西インド諸島サンサルバドルに到達した。コロンブスは亡くなるまで、自分が到達した場所をインドだと信じていた、ヨーロッパ人が世界に進出した時代を大航海時代という。
⑦支配国は植民地を原料や労働力の供給源、製品を売る市場とし、大きな利益を得た。16世紀ごろから、欧米諸国がアジアやアフリカを植民地とした。
⑧ドイツのルターによってはじめられ、スイスではフランス人の神学者のカルバンらが中心となって改革をおし進めた。改革派の人々は従来のカトリック教会と対立してプロテスタントとよばれた。カトリック教会内部でも立て直しを目指してイエズス会がおこり、アジアやアメリカ大陸に布教を行った。
⑨鉄砲は、戦国大名に注目されて各地に広まり、堺(大阪府)や近江の国友(滋賀県)などで盛んに生産された。とくに織田信長は、早くからその威力に注目し、武田軍とたたかった長篠の戦いで鉄砲を有効に活用した。
⑩山口、豊後府内(大分県)などで布教活動を進め、2年ほどで日本を去った。
一言
お疲れさまでした。
以上で140用語整理完了です。
今後もがんばりましょう。